医療者になる学生へ伝える「ふれること」♪


今日は大阪大学医学部保健学科の精神看護学の遠藤教授のお招きで、 学生へ「ふれること」の講義を行いました。 80名の学生さんにタッチケアの理論やワークを体験していただきました♪

今年で四年目。 毎年講義の始まりで「タッチケアという言葉を聞いたことがある人~⁉︎」と尋ねるのですが、 これまではゼロ。

ところが、今年初めてお一人、 「なんか聞いたことがある」と手があがりました!! すごいすごい!タッチケアの認知度の高まりを肌で感じます^ ^ とはいってもまだ1/80。 伸び代が充分にありますね。

階段教室の教壇に立つと、 ワクワクしていたり、恥ずかしそうだったり、 疲れていたり、集中していたり、 学生さんひとりひとりが一生懸命に耳を傾け、言葉や表情から意図をくみ取ろうと それぞれが考え、感じておられる様子が手に取るようにわかります。

なにかの話が心に「ふれた」のか、 タオルを顔にあてて泣き続けている学生さんも何人かおられました。

セルフタッチやまなざしでふれるワーク、 ふわぴた~とふれるワーク。

多感な時期を必死で生きている若い方が、 「タッチケア」や「ふれる」経験を自分のものとして感じるにはまだ早いのかもしれません。 それでも、それぞれのペースで、何かを感じ、 人生のどこかで、「愛を込めてふれる」ことを思い出してくださったら、と 祈るような気持を抱いて、教室をあとにしました。

これまでにタッチケア講義を受けた学生さんたちの その後の報告も伺うことができました。

実習では戸惑いの連続、 もう、何をしても患者さんとコミュニケーションできない、 どうしたらいいんだろう、と思った時に、 「あ、タッチケアをしてみよう」と思い出し、 ラヴィングに触れてみたら、初めてその患者さんと意思の疎通ができた、 報告してきてくださった学生さんもおられるそうです。

4年間の学生生活でたった一回、たった一コマの講義が どれだけ記憶に残るかわかりません。 それでも、頭の片隅に「ふれ、ふれられた」心地よさや感覚がどこかに残っていることを信じます😊

4年前に講義を受けた学生たちが現場で 「ふれる」ことの意味がどんな風に変化しているのか知りたい!

午後は生命育成看護科の教授や助産師さんや研究生へハンドタッチケアレッスン♪ 興味深い研究の協力をさせていただきました。 オイルを用いてのハンドトリートメントは、言葉を越えたノンバーバルな コミュニケーションになり、手にふれ、ふれられ、 ただ目と目を交わすだけで笑みがこぼれ、からだがりラックスしていきます。 笑顔の素敵なみなさんとのご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。



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まなざしで、声で、手で、心で触れる。あなたへ、わたしへ。

先日のO大学看護学生への「触れるということ」の講義の課題レポートが届きました。 看護を志す若い学生のほぼ誰も知らない、 聞いたこともない「タッチケア」についての90分のオンライン講義。 100近いレポートには、長い自粛生活や新型コロナでの不安や先の見えない心もとなさ、 課題に追われ、物足りなさや孤独を感じていた学生のみなさんが、 「自分自身にふれる」「他者に触れる」感覚に戸惑いつつも、 懸命に感じ