発達凸凹のあるこどもへのラヴィングタッチケア

昨日、今日は発達凸凹のあるこどもたちへの訪問タッチケアレッスン。

去年リニューアルしたホームページが届くようになり幅広い地域、年齢の方からお問い合わせをいただきます。

毎日、タッチケアレッスンできたらな、といつも思います。

小児病棟でのタッチケアも、許されるならほんとうは毎日でも来て欲しい、とおっしゃっていただき、今年からは回数を増やします。とてもとても嬉しい😊

求めている方は増えているのにまだまだ伝えられる人が足りません。わたしひとりではできないことです。


訪問タッチケアが良いのは、こどもたちのリラックスした普段の様子が伺えること。初対面になるので、「おはよう!」「タッチのはやしさんだよ。今日は何をしようかな」から始まります^ ^


その時のこどもたちの表情、お母さんとの愛着、アイコンタクト、耳の聞こえ、目の動き、首と肩の動き、口呼吸か鼻呼吸か、歩き方、走り方、歯並び、お話しできるお子さんだったら唇の動かし方、年齢の指ができるか、もしできたらその指でメガネが作れるか、赤ちゃん人形への接し方、タオルの持ち方、などなど最初の5分で、認知や感覚、運動について多くの情報をキャッチします。


どんなおもちゃで遊んでいるのか、からだを動かすスペースはあるか、などもチェックポイント。


「発達障害のためのタッチ」をみなさん求めておられますが、実はそんな魔法のタッチはありません。

こどもの特性や興味、嗜好、発達段階に合わせたタッチケアを組み立てて、「遊び」と「面白さ」と「やってみたい気持ち」をまぶして行います。

そして、ラヴィングに、笑顔で優しい声で、頑張りすぎずに。


こどもさんの集中できる時間は短いので、お母さんが一生懸命になりすぎないように、お話しと共に「できる方法」を一緒に考えます。

でないと、「なんでできないの!」や「お母さんがこんなに一生懸命タッチしてるのに!!」になり、タッチケアが訓練の時間になってしまいます。


また発達障害のかたはできるだけ、「失敗させない」環境を整えるようにしています。

ものすごく、ざっくりとした言い方になりますが、発達障害や自閉スペクトラム症の方は[iPhone]と[Android]スマホのOSの違いに近いかな、と考えています。わたしはiPhoneユーザーなので、たまに父のAndroidを触ると、全くお手上げです。

脳のシステムの違いだという考え方を支える研究などから、優劣ではなくdiversity多様性だし、differenceだと捉えると、サポートできる範囲も視点も広がります。


LDを日本ではlearning disorder学習障害と呼びますが、learning diversityやlearning differenceと捉えると、環境整備やできることはなにか、どんなやり方が適しているのか、という柔軟な発想につながります。


今日出会ったこどもたちも、お母さんにいっぱい笑顔でタッチしてもらいました!すると、お子さん2人が今度はお母さんになでなでタッチとチュー💕

嬉しいね、楽しいね。

そんな時間を少しづつ積み重ねています。


さて、今から小児病棟に入院しているこどもたちへのタッチケアに行ってきまーす!

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まなざしで、声で、手で、心で触れる。あなたへ、わたしへ。

先日のO大学看護学生への「触れるということ」の講義の課題レポートが届きました。 看護を志す若い学生のほぼ誰も知らない、 聞いたこともない「タッチケア」についての90分のオンライン講義。 100近いレポートには、長い自粛生活や新型コロナでの不安や先の見えない心もとなさ、 課題に追われ、物足りなさや孤独を感じていた学生のみなさんが、 「自分自身にふれる」「他者に触れる」感覚に戸惑いつつも、 懸命に感じ