『からだの無意識の治癒力』





タッチケア研究で知られる身体心理学者で桜美林大学教授山口創先生の新刊『からだの無意識の治癒力』、読了!

ひとが普段の生活の中で「自分」と思っている意識状態である顕在意識は、ほんの一部分に過ぎず、ほとんどは意識に上らない潜在意識と言われています。身体の動きや感じ方などは潜在意識に属していて、日常的な動作などはほとんど気づかないうちに働いています。

そして、身体から脳に伝わるさまざまな情報メッセージは、知らない間に情動や感情に影響を与えています。

本書では、心にとっての中枢は「脳」ではなく、「腸」「皮膚」「筋肉」であり、それぞれ脳のような役割を持っていて知情意と密接に関わっているとの立場から、国内外の研究を紐解き、腸皮膚筋肉への働きかける実践的な方法が網羅されています。

個人的に興味深かったのは、下半身の筋量多いほど、顔のシミがすくないのは、骨格筋から産生分泌されるホルモン「マイオネクチン」がシミのもとになるメラニン生成を抑えるからだとか。年中真っ黒に日焼けしているので、よし、スクワットだ、と燃えています^ ^

マッサージでの心身への望ましい効果とより効果的な触れ方は、まさに「ラヴィング」なあり方です。

触れること、肥大していく脳と身体を統合し、無意識の力を最大限に用いて健やかに生きる知恵が詰まっています♪

#読書記録 #山口創 #からだの無意識の治癒力 #タッチケア

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まなざしで、声で、手で、心で触れる。あなたへ、わたしへ。

先日のO大学看護学生への「触れるということ」の講義の課題レポートが届きました。 看護を志す若い学生のほぼ誰も知らない、 聞いたこともない「タッチケア」についての90分のオンライン講義。 100近いレポートには、長い自粛生活や新型コロナでの不安や先の見えない心もとなさ、 課題に追われ、物足りなさや孤独を感じていた学生のみなさんが、 「自分自身にふれる」「他者に触れる」感覚に戸惑いつつも、 懸命に感じ